マスク・ドレッド

以前横浜GPのレガシー選手権で使用したスタイフルノート、フィニッシャーである《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》4枚のみでいかに戦えるかというデッキなんですが、ドロー操作カードを20枚近く導入しても全然引けない経験が何度もあって、もう青キライ!別の色使いたい!
というわけで、《もみ消し》に代わって《Illusionary Mask》でデメリットとなるCIP能力を無視して大型クリーチャーを召喚しボカボカなぐる、「マスク・ドレッド」を作ってみました。
<クリーチャー>
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 狩り立てられた恐怖/Hunted Horror
4 ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought
4 日々を食うもの/Eater of Days
<スペル>
3 無限の日時計/Sundial of the Infinite
4 倦怠の宝珠/Torpor Orb
2 Illusionary Mask
3 稲妻のすね当て/Lightning Greaves
2 師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
<アーティファクト>
4 強迫/Duress
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
2 血の復讐/Vendetta
<土地>
16 沼/Swamp
4 古えの墳墓/Ancient Tomb
《Mask》を張って、《狩りたてられた恐怖》《ドレッドノート》《日々を食うもの》を召喚して殴る、という非常にわかりやすいデッキです。
《Mask》では数が足りない(高くて4枚も持ってないし!)ので、追加のカードを何種類か用意しています、まずは《倦怠の宝珠》。相手の《戦隊の鷹/Squadron Haw》《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》を妨害できるのも強みです。それと 《無限の日時計》はスタックに乗ったCIP能力をターン強制終了によってゲーム外に葬り、実質《ドレットノート》等のCIPを無視して召喚が可能。《Mask》や《宝珠》に比べると召喚コストが1高くなってしまうのは難点ですが、召喚以外の用途にも使用できるのはちょっと面白いと思います。攻撃宣言後に飛んできた除去からクリーチャーを守ったり、ターンエンド時に相手が無警戒で唱えたスペルや能力をすっとばしてしまったり。
《もみ消し》を利用していたころに比べるとクリーチャーや能力無視できるカードも多いので、意外と召喚するのに手間取らないように思えます。欠点として、カウンターがないので手札破壊ぐらいにしか頼ることができないところ…。《剣を鋤に》をはじめとする除去全般に弱いです。《恐怖》の色拘束を考えて《不毛の大地》を抜いてあるので、《Maze of Ith》なんかは特に天敵。そういうこともあって、《稲妻のすね当て》は外せません。最悪《日々を食うもの》がスーサイド的に突っ走ってこさせることもできたり。
デッキ全体のコストは低く抑えられるので、《闇の腹心》は当然4積み。最悪こいつが除去されてもメインのクリーチャーさせ生きていれば…という身代わりも兼ねて。
回してみた感想としては、「青かった時以上に運勝負だ!」という当たり前の結論でした。能力無視のアーティファクトかクリーチャーか、一方しか手札に来ないって状況はほんともう無理です勘弁してください。
しかしこのデッキを組んだ翌日のこと、初手で《沼》《暗黒の儀式》×3《宝珠》《ドレッドノート》《日々を食うもの》という天和のような引きをぶちかましてしまい、あぁきっと僕はこのためにこのデッキを組んだのだなぁと大変満足しました。めでたしめでたし。
ミールストーム アンド しんくうは
唐突にFF5(の攻略本)ネタを思いついたので。
twitterやコメントでいただいた反応を見ると、やっぱり有名なネタみたいですね。
僕がFF5やったのは確か小学生のころ、弟が借りてきたソフトを勝手にはじめてしまったときだったかしら。序盤の水門のところからストーリーが始まってたのをなんとなく覚えている(あのときは勝手に進めてしまってスマンかったよ弟)。その時にちょうどあの攻略本もあったからあれみてプレイしてたんだっけ。

手元にソフトも攻略本もなかったのだけれど、衝動的に欲しくなって攻略本をアマゾンで検索、中古で1円とな?(送料250円)というわけで購入。
忙しくてプレイする暇はないけど、雰囲気を楽しむには攻略本でも十分。そういえば昔から、やったことないゲームの攻略本を見てどんなゲームなんだろうなぁと想像するのが楽しかった。
MTGをやろう(提案)

「Magic the Gathering」再開記念!といってもそれは数か月前。
さらに昔の話。MTGは中学生のころ学校で大流行、高校に進学したらみんな息をそろえるように辞めちゃって、それでも一人さびしくほそぼそとやっていたんですが結局フィフスドーンを最後に引退。大学生のころは風のうわさ程度に聞き流していたんですが、twitterで楽しそうにMTGの話をしている人たちに惹かれて、ついつい寄せ集めのカードでデッキ構築。ここまで来てしまったからにはあとには引き返せないとすでに○万円を消費、あこがれのFoWやデュアランを手にし、もはや無敵の快進撃!というわけにはいかず、戦績はそこそこ。でも楽しいから許す。今ではスカイプやスティッカムで対戦できるからうれしい。
しかし身内で流行りのレガシーは、引退期間も長く古いカードも多いわけじゃない自分にとっては戦術的にも資産的にも厳しいフォーマット。というわけでそのハンデを乗り越えるために思案した結果がバーンでしたとさ。
<クリーチャー>
4 ゴブリンの先達
3 ケルドの匪賊
3 地獄火花の精霊
3 ボール・ライトニング
<呪文>
4 稲妻
4 溶岩の撃ち込み
4 Chain Lightning
4 マグマの噴流
4 稲妻の裂け目
3 火炎崩れ
4 火炎破
<土地>
4 蛮族のリング
16 山
レガシーなら《発展の代価》は必須かもしれないけど、残念なことにデュアランを使ってる人が周りにあまりいないので代わりに《ボール・ライトニング》ちゃん!正直あまり活躍してない。。。
使ってみてわかったのは、思った以上に頭使うデッキだということ。どれを焼いてどれを本体に入れるか、がやっぱり迷うところ(言い換えればそこが面白いところ)。唯一の全体火力である《火炎崩れ》はなかなか優秀だけど、やっぱり飛行に入らないのが残念。しかし相手がノンクリーチャーでも最悪3マナ3点火力として使えるのは評価できる。何より名前がカッコイイ、ファイヤーブルェイク!!!!
個人的に《渋面の妖術使い》はあまり好きでないので、プロテクション持ちやカウンターに強い《蛮族のリング》を採用。たまにこれが初手2枚とかあるから困ったり、あと意外と墓地がたまらなくてスレッショルドに達しなかったり。でもこの前はイオナ出されて赤の呪文唱えられない中、これで最後の数点ライフを削り切ったのはなかなかおいしい展開だった。
今のところ課題はクリーチャーの採用。昔の中途半端な知識しかなかったもので、《ジャッカルの仔》《モグの狂信者》ぐらいしか赤の低マナクリーチャーが思い浮かばない…。今だと彼らじゃ力不足なのかしら。《火炎崩れ》があるので、そのデメリットを気にしない今のクリーチャーが最適といえば最適なんだけど…。