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■2008年11月

Hatfield and the North

 今日紹介したい音楽はHatfield and the Northというイギリスのバンドです。前回紹介したSoft Machineと同じカンタベリー系と呼ばれています。内容としてはジャズロックに分類されますが、このカンタベリー特有の雰囲気を持っており、プログレッシッブロックの中では5大バンド(King Crimson,ELP,Pink Floid,Genesis,Yes)ほど有名でなくとも注目に値するバンドだと思います。

Hatfield and the North - Mumps Part 1 of 2


Hatfield and the North - Mumps Part 2 of 2


 このバンドはわずか2枚のアルバムしか発表していませんが、どちらも名盤です。今回の紹介は2枚目の「The Rotters Club」よりMumpsです。前回もそうだったのですが今回も20分ほどある大曲ですwもっとも、ほかの曲もまるで組曲のようにつながっているので、この曲に限らず一曲という見方でなく一枚というアルバム全体として聴いたほうがよいでしょう。

 この曲はインスト部分が大半を占めますが、女性コーラスに加えてリチャード・シンクレアのボーカルも途中から入ります。彼はこのバンド以外にもCaravanやCamelなどでベースとボーカルで活躍しています。非常にやわらかく癒される声です。アルバムの一曲目を飾るShare Itは非常にポップで上の大曲よりももっと聞きやすいかもしれません。

Hatfield and the North - Share It


 間奏のソロはおそらくデイブ・スチュワートのキーボードだと思います。ポニョポニョした不思議な音ですね。

 ほかのメンバーはフィル・ミラー(ギター)、ピップ・パイル(ドラム)です。パイルは最近亡くなってしまったそうです・・・。Pink Floidのリチャード・ライトにしろ、70年代活躍したアーティストがここ最近どんどん鬼籍に入ってしまい非常に悲しいことです。その一方で、YesやKIng Crimsonのように現役バリバリのバンドもいますし、このHatfield and the Northもまだ活動しているらしいです!すばらしい。

 フィル・ミラーのギターはテクニックに関してはそれほどうまいというわけではありませんが、このMumpsでは曲調に合った泣かせるギターを聞かせてくれます。プログレといえばテクニックが第一かと見られるかもしれませんが、アルバムのコンセプトや雰囲気にあう最適な音を演奏するという技術も必要でしょう。彼のギターも含め、上でも書いたとおり曲やアルバム全体での雰囲気が見事にまとまっているすばらしい名盤です。洋楽専門の中古屋なら多分おいてあるはずなので、是非購入してみてはいかがでしょうか。



 次回はYesのアルバム「Close to the Edge」を紹介する予定です。これも大曲ばかりですがどうかお付き合いくださいw

麻婆豆腐

 急に食べたくなった麻婆豆腐の材料を買いに行く際、豆腐の絹と木綿のどちらがよかったのか忘れてしまって、テキトウに選んでかったら見事失敗、フライパンの上が豆腐の死骸であふれてしまいました。

 今調べたら 木綿=硬い 絹=やわらかい で、自分が買ったのは絹で、正解は木綿だったようです。しかし思い返せば、実は以前も同じミスを犯し、同じように調べたはずだったのですが、どうも頭の中から抜け落ちてしまい、結局勘に頼って失敗してしまいます。多分綿と絹という文字がなんとなく似ているから混同してしまうのだとは思いますが・・・。次に作るときまでには頭から落とさぬよう気をつけねば。



 もっとも、見た目は悪くとも味はまったく申し分なかったので問題はないといえばなかったですね。一人暮らしは見た目に気を使わなくていいので楽です。

柔らか機械

 2年ほど前、「やわらか戦車」なるものが流行ったときがありましたが、私はその名前を見てすぐに連想されたのがやわらか機械、すなわちイギリスのバンド「Soff Machine」です(おそらく両者には関連性はないでしょうが)。

 ソフトマシーンといえばジョジョにもスタンドとして登場します。荒木先生がスタンド名や地名に音楽に関連付けた名前をつけるのは有名な話で、以前紹介したKing Crimsonもそうですね。もっともこのバンドの名前もオリジナルというわけではなく、アメリカの小説家ウィリアム・S・バロウズの作品からのインスパイヤだとか。バンドの2枚目のアルバムジャケットにはその小説に登場するような女性型アンドロイドが描かれています。しかし音楽や文学、はてまたマンガという間においても、元ネタから名づけるという行為はずっと昔から行われているものなんでしょうね。名前は基本「なんでもあり」ですから、自由研究で小学生が困るがごとく、なにかしらの元ネタが必要だというのはうなづけますがw



 で、今回はそのソフトマシーンの3つ目のアルバム「Third」(まんまだなぁw)からMoon in Juneという曲を紹介します。

Soft Machine-Moon In June 1969-Complete Part 1 of 2


Soft Machine-Moon In June 1969-Complete Part 2 of 2


 演奏者はキーボードのマイク・ラトリッジ、ベースのヒュー・ホッパー、そしてドラムスのロバート・ワイアットです。このアルバム発表時は8人体制でしたが、前作のメンバーでもあったこの3人がこのアルバムでもやはり中心だったのでしょう。キーボード、ベース、ドラムスというギターのない編成は、同時期ならばEmerson,Lake & Pamerなどが連想されますが趣向としてはまったく別のものです。

 この曲はドラムスのロバート・ワイアットが多重録音を繰り返して作ったといわれています。前作からバンドのジャズ志向が高まり、バンドではワイアットの最後のボーカル曲となります。世界一悲しい声を持つ男と形容されるワイアットの声は聴いたとおりです。彼は後に事故で下半身不随となってドラマーとしての生命が絶たれますが、ボーカリストとしてソロ活動を行うなど不遇にも負けず活躍しています。

 ワイアットのボーカルも好きですが、曲の後半から始まるラトリッジのキーボードソロも圧巻です。ファズを聞かせたオルガンでの暴れっぷりは、オリジナルアルバムでは聴かせてくれないライブならではのものです。途中サングラスをはずす様がかっこいいw

 ライブ版でも十分長いこの曲ですが、アルバムオリジナルではなんと20分ほどもあります。ラトリッジのソロが終わった後、キーボードかヴァイオリンかによるなぞのふよふよした現代音楽風の音がずっと鳴り続けます。このアルバム、実はLP2枚組みで各面に20分の曲を一曲づつ、計4曲というすさまじい構成になっています。もっとも曲だと認識できる部分とそうでなさそうな部分が区別できて、4曲目などは最初と終わりの数分間はたぶん20分に届かなかった分をむりやりそれっぽい音をつなげたのではなかいと個人的には考えていますwライブ版ではこの部分演奏していませんでしたしね。昔冬にこのCDを昔再生していてオーディオが寒さのためか故障し、ある箇所で延々ループするということが起こりましたが、その部分がその現代音楽風な音の部分であったため、ループしていたことに気づかず、いつ終わるのかなぁと延々聴いていたことがありますw

 と個人的には蛇足にも聞こえる部分はありますが、それでもこの4曲すべて大好きですし、カンタベリーを代表する名盤だと思います。このアルバム以降は完全にジャズにいってしまいますが、1stと2ndはThirdにつながる流れを汲んでおり、これらのアルバムも是非聴いておくべきです。

 はっきりいってソフトマシーンはかなり難解な音楽です。ポップとは正反対の音楽のように思えますが、ワイアットのボーカルはポップな面もまだありますし、遊び心のある音や歌詞は初めて聴く人でも十分楽しめます。洋楽や非ポップな音楽を聴いたことがないという人でも、たまにはこういう音楽に触れてみるのもいかがでしょうか。

卒業検定試験

 車の卒検受かりました。まだ本免学科試験残っていますがw 

 昔からなぜか車の運転をする夢をよく見ていたのですが、事故したり無免許運転で警察に追われたり暴走したり散々な目にあうものばかり。レースゲームもカーブで体を傾けてしまうくらいの腕。きっと実際の車もそうなんだろうなと思ったら案の定、というより予想以上のへたっぷりの教官がキレるレベル。適正検査は最低点数でもう車には乗らないほうがいいのは当初から目に見えていました。が、結局2ヶ月なんとか通い続けて今日無事合格したわけです。世の中どうにかなるものなんですね。急ブレーキ、道の間違い、ミラー調整のし忘れ、バックギア入れ忘れ、あんなにミスしたのにw

 ともかくあとは本免さえ受かれば晴れて私も車に乗れるわけですが、学校に通っている間はともかく、社会人になればほぼ毎日乗ることになるでしょう。受かったとはいえヘタクソなのは百も承知なので正直乗りたくないのが本音ですがそうもいってられなくなります。願わくば事故を起こさず無事生涯を終えられますように。自分が事故死すればそこで生涯を終えるのは確実ですがw

風に語りて

 最近また寒くなってきました。こう寒いとこたつにこもってしまうので、一日の行動範囲がこたつの周囲一メートルに…。快適な生活を送るための道具が帰って自由な生活の抑制をしてしまう不思議。家の中ならともかく外に出るとき、とくに朝方にかけては寒さはもう冬ですね。風が肌にしみる季節へ。

・・・

 とここまでが前フリで、今日はこの「風」にちなんだ曲の紹介をしたいと思います。

 2次創作中心のブログですが、それだとどうも更新が滞りそうというか、たまには音楽について語るのもいいかなーと。需要もないでしょうし私自身本当に詳しいというわけではないので意味があるのか旗から見れば疑問でしょうが、そもそもこのブログ自体が自己満足の塊(笑)なのでご容赦願います。

King Crimson - I talk to the wind

 プログレッシブロックの代表格、キングクリムゾンの1stアルバム『クリムゾンキングの宮殿』2曲目よりI talk to the windです。一曲目を飾るヘビーなハードロックである21st century schizoid man やメロトロンで有名なEpitaph と The court of the crimson kingに隠れてしまうこともしばしばですが、これもこのアルバムからははずすことができないほど好きな曲です。詩人ピート・シンフィールドによる思わせぶりな歌詞(http://homepage3.nifty.com/~crmkt/01courtj.htm)も曲の雰囲気をなしています。彼の詩は難解なものが多い(というか洋楽って理解しがたい歌詞が全体的に多い気がしますw)のですが、これはまだわかりやすいほうかと。

King Crimson - 21st Century Schizoid Man

 アルバムの中でおそらくもっとも有名なのが一曲目のこれ。
 これのラストで各楽器がごちゃ混ぜに引っ掻き回した後、静寂をはさんで管楽器で始まるI talk to the wind。King Crimsonのほかのアルバムでも、『Larks' Tongue in Aspic』や『Red』でも同じように、一曲目が非常にハードなのに対して二曲目が非常に穏やかに始まるという展開はよく見られ、ひとつの様式なのでしょうか。ロックにハードロックやヘビメタの暴力的な部分と、フォークやトラッドの平穏な部分が同じアルバムに存在できるのはまさにプログレの醍醐味です。

 King Crimsonのリーダーはロバート・フリップですが、この曲に関してはフリップ以外のメンバー、イアン・マクドナルドやマイケル・ジャイルズが多く関わっているように思えます。この二人が後に制作したアルバム『Mcdonald & Giles』を聞くと、I talk to the windをはじめとしたKing Crimsonの初期の曲と似た雰囲気の曲が見られます。

Mcdonald & Giles - Flight of the Ibis

 作曲はイアン・マクドナルド。同アルバムのラストBirdmanは20分を超す大曲でこちらもオススメ。
 King Crimsonはあまり過去の曲をライブで演奏しないのですが、脱退した元メンバーが結成した21ST CENTURY SCHIZOID BAND でやっと過去の名曲が演奏されました。

21ST CENTURY SCHIZOID BAND - Progress

 こちらはドラムのマイケルジ・ジャイルズ作曲。手数の多さと独特のさばき方は21st Century Schizoid ManやI talk to the windでも見られます。

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 というわけで今回はI talk to the windを中心にKing Crimsonやその周辺の紹介でした。ここまで書いといてなんですが、音楽を言葉で紹介する難しさをひしと感じています。音楽の専門的知識がない以前に語彙が足りないというか…。日本語の練習もかねてこれからも記事を書き続けたいと思うので、つたない文章で恐縮ですがなにとぞお付き合いいただければ。

ハンサム★スーツ

 映画『ハンサム★スーツ』をこすも氏とYO氏と一緒にみてきました。

 あらすじを簡単に説明すると、定職屋を経営するブサイクな主人公がハンサムになれるスーツを手に入れるという話です。ブサイクなときは相手にもされなかった女性に急にモテモテになり、モデルとして活躍する一方で、何故か意中の女性には相手にされず…。

 ネタバレは控えるのであまり内容の詳細は詳しく触れられないのですが、とにかくギャグが多い映画でしたw洋服の青山が協賛しているのですが、青山のCMが作中で挿入されたりスタッフロールで「青山のハンサムな従業員たち」が流れてきたところが個人的にツボでした。シリアスなシーンはとことんシリアスですし、笑わせるところはサービスを惜しまないかんじです。サービスデーで1000円でみれたのは非常にお得でした。客席はガラガラなのが非常に残念なくらいです。タイトルをはじめて聞いたときはスイーツ(笑)な雰囲気を感じていたのでが(失礼w)、野郎3人で見てもなんてことなないコメディでした。

・・・

 で、個人的に感じたこと、考えたことをいくつか。

 冒頭で「世の中の男性はハンサムかそうでないかの2種類に分けられる」「容姿を気にしない人はいない、気にしないと言っている人はそう考えないようにしているだけで実際は気にしているのだ」と流れます。自分は非ハンサムな部類に分けられますが、後半の容姿に関する言葉は正直納得してしまいましたw人を判断する際に頭に入ってくる情報は視覚に頼る部分が大きいので、中身より外見が優先されることは自然なことでしょう。中身は実際その人とのやりとりを通してみないとわからないし、結局それもその人の真実なのかどうか判断できないところは外見と変わりありません。

 外見で判断されることが否定できないとしたら、ブサイクはどうすればいいのでしょうか。評価されないのならそれでいいやと、外見に無頓着になるのも選択肢の一つです。振り返ってみると自分はそれを選んできたようです。その結果、「ブサイクだから仕方ない」「ブサイクだから無駄」とネガティブな方向の思考が頭に染み付き、卑屈な人間になってしまうことは間違いないでしょう。その思考は外見にとらわず、あらゆる場面で「~~だからダメだ」と自分に言い聞かせてしまい、ますます自分をダメ人間としてみなしてしまいます。ソースはまさに自分ですw

 絵を昔描いていたのに辞めてしまったのも、「自分は才能がない」「みんなうまいな、それに対して自分は・・・」とネガティブな思考に陥り、うまくなるための努力をするための気力をなくしてしまったからです。しかし努力なしの才能や器量を維持できる人はいないはずです。ハンサムやイケメンもきっとその容姿や雰囲気を失わないために、金や時間をつぎ込んでいるはずです(多分)。卑屈になってしまう原因は、外見や才能といった一時的要因ではなく、それらを向上・維持させるための努力を惜しむ二次的要因ではないでしょうか。最近絵描きをまた初めて、私は自分の才能のなさをうらむ以上に、それを補うための努力をしてこなかったことを非常に悔やんでいます。「才能は無いけど毎日絵を描いて努力して画力をつけよう」「ブサイクだけどせめて身なりくらいはきちんとしてオタクと呼ばれないようにしようw」と考えていれば、私の人生は少し違ったものになっていたかも知れません。

 では努力しようとしている人の周りの人はどうすべきなのでしょうか。それはもちろんその人をきちんと評価してあげることです。ほめるべきところはほめて、なおすべきところは指摘する。否定的な意見や見方はその人の努力を損なう恐れがあるので極力さける。無視や嘘はよりいっそう控える。これだけでもずいぶんやる気があがると思いませんか?行き過ぎた評価は暴走(笑)も引き起こす可能性がありますが、それもまた経験のひとつということでw

・・・

 言いたいことがうまくまとまりませんでしたが、簡潔に言えば「卑屈になるな」「批判ばっかしないでもっとほめようぜ」に尽きますw

 pixivを利用した当初では、お気に入りの画像を見つけたら保存して終わりでした。しかし実際自分で絵を描いてみて、評価されない悲しさを知ってからは、気に入った絵には点数やブクマを、気になったらコメントを、さらに踏み込みたいのならマイピク申請へ、と積極的に評価をするようになりました(しかし自分ほどのものが人様の絵を評価ってのえらそうですよねw・・・おっと、この思考が危ない危ない)。やっぱり自分にやってうれしいことはどんどん人にすべきですよね。お互いがお互いを評価しあういい雰囲気が、そのコミュニティをよりよいものにしていくんですから。自分を評価してくださったかたがたには本当に感謝しています。この場でお礼を申し上げます。
 とまぁハンサムの話題がどこかにいってしまったところで〆ます。長文失礼しました。

東方紅楼夢第4回

 11月1日~2日にかけて京都に行ってきました。前日は京都旅行、翌日が東方紅楼夢といった感じです。もちろんメインはイベントのほうなのですが、デジカメを買ったこともありひとり気ままな旅行もまぁ楽しいかなーと考えていたりしました。

 

 11月1日

 前日の車校とバイトという疲れからそのまま6時の電車で出発し、10時過ぎに到着。まだ紅葉になっていないという事前情報もありましたが、一部ではすばらしい紅葉を見ることができました。

 しかしまったく旅行の計画を立てていなかったので、どこを回ろうか早速困る始末。仕方ないのでイベントの下見もかねて平安神宮から回ることにしました。京都駅の地下鉄を途中一回乗り換えてすぐ到着しました。休日ということもあり多くの人がいらっしゃいましたが、七五三関係の親子が特に見られました。

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 平安神宮のすぐ近くに動物園があると知って、なんとなく興味を引かれていってみることに。見事に親子連れとカップルのなか、野郎ひとりでデジカメ片手に徘徊する私は浮いていましたが、そんなことも気にせず普段ナマで見られない動物の目の当たりにして大興奮でした。動物園なんて何年ぶりでしょうか。個人的に一番ヒットしたのがオオサンショウウオ(写真3枚目)です。どこに目があるのかよくわからない一見不気味な生物ですが、泳ぐ姿は非常にチャーミングです。家で飼って見たいですけど費用がかかりそうでとても手が出ないですが・・・そもそもオオサンショウウオって飼っていいんですかね?

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 動物園を出た後は、すぐ近くの八坂神社と清水寺へ。八坂神社はまぁ聖地巡礼(笑)になるんでしょうかwでもあまりそれっぽい人はほかにいませんでした。絵馬も普通のばかりでしたし。

 清水寺はなぜか京都に来るたびに必ず寄るところです。何故かは自分でもわかりませんがwここで東方の絵馬を3枚ほど発見。わざわざ見やすい位置に配置されていたのは意図的なのでしょうか・・・。この日は25年に一度公開される仏像がどうのこうので人が多く、とてもゆっくり写真をとるヒマがありませんでした。太陽の逆光でうまく撮れなかったりもしたりで残念。

 その後、京都タワーの地価温泉に入ったり、CDショップ探索したりして時間をつぶした後、京都で下宿している弟の家に転がり込んで就寝。メインイベントへの体を休めるどころか足にマメができるほどのはしゃぎっぷりに反省。しつつもビールを飲んだりしてるあたりはもはやイベントをなめているとしか言いようがないw





11月2日

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 メインイベント、東方紅楼夢。下見のおかげで迷わず会場に到着(写真は前日のものです)、ペナルティ予想ラインである8時より少し早かったので帰りの切符をかったりロッカーにいらない荷物を預けたり立ち読みしたりして時間をつぶしてから会場へ。すでに会場外に列が形成され、スタッフの方が一生懸命整理を行っていました。スタッフのてんこ帽子に目を奪われつつ会場内へ移動。一回の待機室にはすでに1000人は超えるであろう人が・・・みなさん早すぎですwスタッフの説明を聞きつつサークルを再度チェックしていると、前からどよめきが。スタッフが何かを説明しているようですが後ろのほうなのでききとれず。再度後ろにまわって言うには「この部屋の入った順番とは逆に各階へ移動します」とのこと。つまりペナルティが発動したようです。自分は8時過ぎについて、1000人以上後ろだったのが、結果200番目くらいに。ラッキーと内心思いましたが、順位はともかくペナルティに関わってしまったひとりとしては反省・・・。

 そして11時少し過ぎて3階へ入場。一般参加者の中ではずいぶん早いほうだったらしく、貴重なグッズや大手の本も早めに買うことができて、一時間半ほどで目当てのものは大体終わってしまいました。その後カタログ売り切れによるフリー入場や別階への移動制限解除などのアナウンスも早めになされ、全体的にスムーズな運営だと感じられました。同じ規模だった例大祭に比べるとはるかに会場の様子は平穏だったのではないでしょうか(一部の場所では例大祭並みの混雑が起こっていましたがw)。会場が東京でない地方であることも関係あるのでしょうが、オンリーイベントでここまで大きい規模での開催をスムーズに行えたのは、例大祭の反省を踏まえた結果なのかもしれません。本当にスタッフの方やルールを遵守した参加者のおかげでしょう。

 残りの時間は、チェック外のサークルでよいものを探したり、スケブをお願いしたりしてすごしました。結果島中は4週するくらい回ったところで体力が限界に近づいてきたので、スケブを回収してお礼を済ませたあとで会場を後にすることに。アフターは時間の関係で参加できなかったのが悔やまれます。お土産を買って電車に乗り込み浜松へ。3時間半の鈍行中1時間たちっぱなしだったのはつらかったですが、その後の乗換えで今年一番の全力ダッシュで見事座席を確保しそのまま終点までまったり。



・・・



 という具合にイベントを楽しんできたわけですが、クオリティの高い同人誌を前に「本当に自分もイベントに参加できるのだろうか」と早くも不安に。会場で例大祭の申し込みを済ませてきてもう後には引き返せません。例大祭までもうあと半年ない・・・のですねorz

明日

 明日11月2日は東方紅楼夢です。ちらっと聞いたのですが、当日両陛下が訪れるため警備の関係上、混雑が発生することは必至でしょう。

 ちなみに私は、本日は京都探索を楽しみ、近くの弟のウチに泊まってから向かう予定です。

 しかしあと5時間後には出発というのに、荷物の用意や申込用紙の記入が終わっていないという危機に瀕しています^^;もっと早く始めるはずだったのですが・・・。バイトと車校の疲れを我慢してなんとか出発したいです。



 京都でよりよい出会い(主にてんこ)がありますように。

プロフィール



name:ガルベロス

比那名居天子とプログレッシブロックとMTGが主食。

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