風に語りて
最近また寒くなってきました。こう寒いとこたつにこもってしまうので、一日の行動範囲がこたつの周囲一メートルに…。快適な生活を送るための道具が帰って自由な生活の抑制をしてしまう不思議。家の中ならともかく外に出るとき、とくに朝方にかけては寒さはもう冬ですね。風が肌にしみる季節へ。
・・・
とここまでが前フリで、今日はこの「風」にちなんだ曲の紹介をしたいと思います。
2次創作中心のブログですが、それだとどうも更新が滞りそうというか、たまには音楽について語るのもいいかなーと。需要もないでしょうし私自身本当に詳しいというわけではないので意味があるのか旗から見れば疑問でしょうが、そもそもこのブログ自体が自己満足の塊(笑)なのでご容赦願います。
King Crimson - I talk to the wind
プログレッシブロックの代表格、キングクリムゾンの1stアルバム『クリムゾンキングの宮殿』2曲目よりI talk to the windです。一曲目を飾るヘビーなハードロックである21st century schizoid man やメロトロンで有名なEpitaph と The court of the crimson kingに隠れてしまうこともしばしばですが、これもこのアルバムからははずすことができないほど好きな曲です。詩人ピート・シンフィールドによる思わせぶりな歌詞(http://homepage3.nifty.com/~crmkt/01courtj.htm)も曲の雰囲気をなしています。彼の詩は難解なものが多い(というか洋楽って理解しがたい歌詞が全体的に多い気がしますw)のですが、これはまだわかりやすいほうかと。
King Crimson - 21st Century Schizoid Man
アルバムの中でおそらくもっとも有名なのが一曲目のこれ。
これのラストで各楽器がごちゃ混ぜに引っ掻き回した後、静寂をはさんで管楽器で始まるI talk to the wind。King Crimsonのほかのアルバムでも、『Larks' Tongue in Aspic』や『Red』でも同じように、一曲目が非常にハードなのに対して二曲目が非常に穏やかに始まるという展開はよく見られ、ひとつの様式なのでしょうか。ロックにハードロックやヘビメタの暴力的な部分と、フォークやトラッドの平穏な部分が同じアルバムに存在できるのはまさにプログレの醍醐味です。
King Crimsonのリーダーはロバート・フリップですが、この曲に関してはフリップ以外のメンバー、イアン・マクドナルドやマイケル・ジャイルズが多く関わっているように思えます。この二人が後に制作したアルバム『Mcdonald & Giles』を聞くと、I talk to the windをはじめとしたKing Crimsonの初期の曲と似た雰囲気の曲が見られます。
Mcdonald & Giles - Flight of the Ibis
作曲はイアン・マクドナルド。同アルバムのラストBirdmanは20分を超す大曲でこちらもオススメ。
King Crimsonはあまり過去の曲をライブで演奏しないのですが、脱退した元メンバーが結成した21ST CENTURY SCHIZOID BAND でやっと過去の名曲が演奏されました。
21ST CENTURY SCHIZOID BAND - Progress
こちらはドラムのマイケルジ・ジャイルズ作曲。手数の多さと独特のさばき方は21st Century Schizoid ManやI talk to the windでも見られます。
・・・
というわけで今回はI talk to the windを中心にKing Crimsonやその周辺の紹介でした。ここまで書いといてなんですが、音楽を言葉で紹介する難しさをひしと感じています。音楽の専門的知識がない以前に語彙が足りないというか…。日本語の練習もかねてこれからも記事を書き続けたいと思うので、つたない文章で恐縮ですがなにとぞお付き合いいただければ。
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とここまでが前フリで、今日はこの「風」にちなんだ曲の紹介をしたいと思います。
2次創作中心のブログですが、それだとどうも更新が滞りそうというか、たまには音楽について語るのもいいかなーと。需要もないでしょうし私自身本当に詳しいというわけではないので意味があるのか旗から見れば疑問でしょうが、そもそもこのブログ自体が自己満足の塊(笑)なのでご容赦願います。
King Crimson - I talk to the wind
プログレッシブロックの代表格、キングクリムゾンの1stアルバム『クリムゾンキングの宮殿』2曲目よりI talk to the windです。一曲目を飾るヘビーなハードロックである21st century schizoid man やメロトロンで有名なEpitaph と The court of the crimson kingに隠れてしまうこともしばしばですが、これもこのアルバムからははずすことができないほど好きな曲です。詩人ピート・シンフィールドによる思わせぶりな歌詞(http://homepage3.nifty.com/~crmkt/01courtj.htm)も曲の雰囲気をなしています。彼の詩は難解なものが多い(というか洋楽って理解しがたい歌詞が全体的に多い気がしますw)のですが、これはまだわかりやすいほうかと。
King Crimson - 21st Century Schizoid Man
アルバムの中でおそらくもっとも有名なのが一曲目のこれ。
これのラストで各楽器がごちゃ混ぜに引っ掻き回した後、静寂をはさんで管楽器で始まるI talk to the wind。King Crimsonのほかのアルバムでも、『Larks' Tongue in Aspic』や『Red』でも同じように、一曲目が非常にハードなのに対して二曲目が非常に穏やかに始まるという展開はよく見られ、ひとつの様式なのでしょうか。ロックにハードロックやヘビメタの暴力的な部分と、フォークやトラッドの平穏な部分が同じアルバムに存在できるのはまさにプログレの醍醐味です。
King Crimsonのリーダーはロバート・フリップですが、この曲に関してはフリップ以外のメンバー、イアン・マクドナルドやマイケル・ジャイルズが多く関わっているように思えます。この二人が後に制作したアルバム『Mcdonald & Giles』を聞くと、I talk to the windをはじめとしたKing Crimsonの初期の曲と似た雰囲気の曲が見られます。
Mcdonald & Giles - Flight of the Ibis
作曲はイアン・マクドナルド。同アルバムのラストBirdmanは20分を超す大曲でこちらもオススメ。
King Crimsonはあまり過去の曲をライブで演奏しないのですが、脱退した元メンバーが結成した21ST CENTURY SCHIZOID BAND でやっと過去の名曲が演奏されました。
21ST CENTURY SCHIZOID BAND - Progress
こちらはドラムのマイケルジ・ジャイルズ作曲。手数の多さと独特のさばき方は21st Century Schizoid ManやI talk to the windでも見られます。
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というわけで今回はI talk to the windを中心にKing Crimsonやその周辺の紹介でした。ここまで書いといてなんですが、音楽を言葉で紹介する難しさをひしと感じています。音楽の専門的知識がない以前に語彙が足りないというか…。日本語の練習もかねてこれからも記事を書き続けたいと思うので、つたない文章で恐縮ですがなにとぞお付き合いいただければ。
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