映画「WALL・E」とピーター・ガブリエル
こすも氏とYO氏と一緒に映画「WALL・E」を見てきました。おもしろかったですよー。
クレジットタイトルのところで流れたエンディング曲が、どこかで聞いたことがあるかなーと思ったら、あのピーター・ガブリエルでした。今は多分シンガーソングライターとして有名なんでしょうけど、昔はプログレバンドのGenesisのメインボーカルでしたね。最近またGenesisを聴きかえしていたところだったのですが、まさかこんなところでピーター・ガブリエルを聴けるとは思ってもみませんでした。この曲は映画のサントラに収録されているようです。
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とまあこういう偶然もあったので、今回はGenesisについてご紹介しましょう(映画の内容等については他の方にお任せしよう、チラッ)。曲は6枚目のアルバム「Selling England By The Pound」よりDancing with the Moonlit Knightです。
Genesis - Dancing with the Moonlit Knight
ガブリエルのアカペラで始まり、ギターのスティーブ・ハケットらのソロで次第に盛り上がってゆく曲です。ハケットは世界で始めてライトハンド奏法をしたということで有名だとか。座って演奏しているのを見ると私はなぜかロバート・フリップの姿を思い浮かべてしまいますw両方レスポールですしね。ハケットのギターは技術的なうまさとかではなく、幻想的でまた叙情的な独特の音色に見所があると思います。ソロでも活躍しているそうなのでそっちも聞いてみたいです。
ボーカルのガブリエルですが、この曲でもパフォーマンスとしてイギリスの騎士の格好をしています。かぶとを脱ぐとまるで落ち武者のような格好になってしまいますが、化粧のない普通の顔を見るとすごくイケメンだったりしますw他の曲だとお花になったりおじいちゃんになったり、今見るとこっちが恥ずかしくなるような格好ばかりしていますが、当時はこれが大うけで、逆にライブが見れなかった日本では一部のファンを除きまったく人気が出なかったとか。今はDVDやYoutubeで簡単に視聴できるのでありがたいことです。
ガブリエルのパフォーマンスもすごいですが、音楽的な面でもライブでの演奏は見事なものです。ドラムのフィルコリンズはガブリエル脱退後のGenesisやソロ活動でボーカルをつとめていてそちらが有名なのかもしれませんが、本業のドラムのプレイもライブで如何なく発揮しています。ラザフォードやバンクスなど他のメンバーは彼らの影に隠れがちですが、彼らの働きも同様にGenesisのサウンドの要です。
私がGenesisのアルバムを手に入れたのは数年前ですが、はまり始めたのはごく最近で、実は中期以外はあまり聴いていないです(^^;メンバーの違う初期や後期の作品も今後聞いてまたご紹介できれば。
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